ツアーのポイント
ポイント ヨルバ文化・民族の最大のイベントであるオシュン祭を訪問
国内外から数万人が訪れる大祭『オシュン祭』。かつて奴隷貿易で散らばったヨルバの子孫(ディアスポラ)にとって、自らのルーツに触れる「聖地巡礼」の場を訪問します。ポイント ナイジェリアの文化とアートにふれる
写実的で精緻な鋳造技術によって世界を驚愕させた「ブロンズアート」や、伝統的なテキスタイルの「アディレ(藍染め布)」など、魅力あふれるナイジェリア文化に触れます。ヤム芋やキャッサバを主食に、スパイスの効いたソースを組み合わせた力強く滋味深いナイジェリア料理も楽しみです。ポイント 奇岩オルモ・ロックにも訪問
ナイジェリアでは広大なサバンナと平原が続く景観の中に、天然の巨大な玄武岩の一枚岩オルモ・ロックのようにときおり孤立した残丘が見られ、風景にアクセントを与えています。ナイジェリア南西部で特に有名な景勝地アベオクタのオルモ・ロックにもご案内します。
代表的なナイジェリア料理、ジョロフライス
ナイジェリアはビール大国、様々な銘柄が並びます COLUMN 豊潤の女神オシュンを称える、ヨルバの大祭『オシュン祭』
オシュン祭は、単なる地方の伝統行事ではなく、世界中のヨルバ文化圏にとって最も重要な祭典の一つです。ブラジル、キューバ、トリニダード・トバゴなど、かつて奴隷貿易で散らばったヨルバの子孫(ディアスポラ)にとって、自らのルーツに触れる「聖地巡礼」の場でもあり、国内外から数万人の人が訪れます。この祭りの起源は約700年前、街の創設者と水の女神オシュンが交わした「聖なる森を守る代わりに、街に繁栄をもたらす」という契約に遡ります。今日でも、人々はこの古の約束を更新し、生命の源である水への感謝を捧げ続けています。祭りのハイライトは、女神オシュンの依り代となる巫女が、聖なる供物が入ったカラバッシュ(瓢箪)を頭に載せて、王(アタオジャ)や司祭、群衆と共に川へ向かって行進をする「アラグバ」と呼ばれる儀式です。熱狂的な太鼓のリズムが鳴り響き、極彩色の衣装を纏った人々、森の中に点在する神秘的な巨大彫刻群など、神話の世界が現代に蘇るかのような圧倒的なエネルギーを感じます。
オシュンの女神像に参拝する人々
祭りには各地の王族や司祭も集まります
豊潤の女神オシュン
祭りに集まる人々の着飾った姿も華やかです COLUMN 世界遺産オシュン=オショボの聖なる森
南西部の平原には昔からヨルバ人が暮らし、数千年にわたって農業を営んできました。彼らは様々な物事に結び付いた400柱以上のオリシャ(神)を信仰しています。オショボの郊外にある聖なる森には愛と豊穣を司る女神オシュンが住むといわれ、古代と現代の両方の様式で作られた神殿や祠があります。ナイジェリア各地の都市化が進む中、伝統的な「聖なる森」は放置され、破壊の危機にありました。1950年代に、オーストリア人芸術家シュザンヌ・ヴェンガー(ヨルバ名:アドゥンニ・オロリシャ)がこの地に移住。彼女は現地の彫刻家たちと共に、女神の森に巨大な彫刻や神殿を再建し、伝統信仰と現代芸術を融合させました。この努力が実り、「オシュン=オショボ聖なる森」は2005年に世界遺産に登録されました。現在のオショボの街はたくさんのアートギャラリーが並び、歴史的な「聖なる森」と活気ある現代アートが共存する、ヨルバ文化の精神的な故郷と見なされています。ツアーでは世界遺産の森を訪れ、古来から続くヨルバ人の精神世界を垣間見ます。
神聖視される神殿(オショボ)
地元の芸術家たちによって再興されたオショボの聖なる森COLUMN 魅惑のナイジェリア・アートと文化
アフリカ最大の人口を誇るナイジェリアは、数千年の歴史が紡ぎ出した重厚な芸術と、熱狂的な現代エネルギーが共存するアフリカン・アートの聖地です。ナイジェリアの芸術文化を語る上で欠かせないのが、世界的に評価の高い「ブロンズアート」です。12世紀の聖地イフェやベニン王国で花開いた写実的で精緻な鋳造技術は、当時のヨーロッパを遥かに凌駕する水準にあったと言われています。また、アベオクタを中心に受け継がれる「アディレ(藍染め布)」も見逃せません。キャッサバ糊を使って、手描きの模様や型押しによって施される複雑なデザインには、一つひとつに格言や物語が込められています。この伝統的なテキスタイルは、現代のファッションシーンでも再解釈され、世界中のデザイナーを魅了しています。そして、現代のナイジェリア文化を代表するのが、世界中に広がるダンスミュージック「アフロビーツ」と活気あふれる映画産業「ノリウッド」です。伝統を土台に現代的に新たな文化が発展していくのが、ナイジェリアの民衆文化の魅力です。
アディレと呼ばれる、キャッサバ糊を使った独特の藍染め布
オショボの森には、ヨルバの神々(オリシャ)を象った彫像が並ぶCOLUMN バダグリ 奴隷貿易の爪痕
1600年代、ヨーロッパ諸国が手に入れたアフリカ大陸の新しい植民地の土地を開拓させるため奴隷貿易が大規模に行われるようになりました。ナイジェリアの海岸からは少なくとも350万人が大西洋を渡って南北アメリカに連れていかれたと考えられています。かつての奴隷積出港であったバダグリは奴隷貿易の禁止後に衰退しましたがナイジェリアで最初に教会が建てられるなどキリスト教布教の中心となりました。現在は漁業で栄えるバダグリで当時の奴隷房跡や奴隷貿易の遺物を展示する博物館を訪れます。
奴隷博物館(バダグリ)
ナイジェリアで初めてキリスト教を布教するイギリス人のモニュメント(バダグリ)出発日と料金
| 2026年 出発日~帰着日 |
日数 | 旅行代金 | 催行状況 |
|---|---|---|---|
| 08月01日(土) ~ 08月09日(日)オシュン祭を見学 |
9日間 | 798,000円 | ![]() |
| 発着地 | 東京発着 | 最少催行人員 | 8名(12名様限定)添乗員同行 |
|---|---|---|---|
| 燃油サーチャージ | 64,000円(3月27日現在の見込み) | ||
| 一人部屋追加代金 | 55,000円(ラゴス泊のみ) | ||
| 国際線のビジネスクラス | 追加代金等の詳細はお問い合わせください。 | ||
| 現地合流・離団について | 基本的に可能ですが、詳細はお問い合わせください。 | ||
- 相部屋ご希望の場合でもご出発時点で相部屋の方がいらっしゃらない場合は、一人部屋追加代金が必要となります。予めご了承ください。
- 特別企画コースのため再利用割引・特別割引はありません。
- 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
- 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。
ツアー日程表
| 地名 | 時刻 | スケジュール | |
|---|---|---|---|
| 1 | 東京 | 20:40発 | 空路、東京よりソウル経由でアディスアベバへ。
機中泊 |
| 2 | アディスアベバ アディスアベバ ラゴス |
06:55着 09:00発 12:25着 |
アディスアベバ着後、航空機を乗り換えて、ナイジェリアの最大都市ラゴスへ。着後、考古学的、民俗学的に重要な国内の遺物を収蔵する国立博物館を見学します。
ラゴス泊 |
| 3 | ラゴス (バダグリ) |
ギニア湾岸を専用バスで西へ向かい、ベナン国境の町バダグリへ。着後、西アフリカの奴隷積出港であったバダグリで、当時の様子を伝える奴隷博物館、奴隷市場跡、積出港跡を見学します。その後ラゴスへ戻ります。 ラゴス泊 |
|
| 4 | ラゴス アベオクタ (オルモ・ロック) |
朝発 午後着 |
ヨルバ人発祥の地であり「岩の下」を意味するアベオクタへ。着後、ヨルバ人の聖地として現在でも信仰の対象となっているオルモ・ロックでハイキング(片道約45分、高低差140m)。眼下に広がるアベオクタの町を眺めます。また、アディーレと呼ばれる伝統的な藍染の織物の数々や、呪術で用いる動物の干物などが並ぶイトク市場を見学します。
アベオクタ泊 |
| 5 | アベオクタ イロリン |
朝発 午後着 |
専用バスにてイロリンへ。途中、アフリカ全土を見渡しても比肩するところがないほどの、石造彫刻の一大中心地とされ一千体以上のソープストーンの神秘的な彫刻が発掘されたエシエの博物館を見学します。また、ムスリムが多く住むクワラ州の州都イロリンでは旧市街を散策します。
イロリン泊 |
| 6 | イロリン オショボ (聖なる森) |
朝発 午前着 |
朝、ヨルバ族が古代から文化を築き、オルバやオラングンと呼ばれる王の治める都市国家が繁栄したオスン州の州都オショボへ。ユネスコ世界遺産のオシュン・オショボの聖なる森へ。豊潤の女神オシュンを称える、ヨルバ族最大のお祭り『オシュン・オショボ・フェスティバル』を見学します。聖なる森に集まる人々の着飾った姿も見ごたえがあります。
オショボ泊 |
| 7 | オショボ ラゴス |
午後発 夕方着 |
引き続き、オショボの聖なる森にて、祭りの続きを見学します。午後、ラゴスへと戻ります。 ラゴス泊 |
| 8 | ラゴス アディスアベバ アディスアベバ |
13:40発 21:00着 22:35発 |
午前中、空港へ。空路アディスアベバへ。着後、航空機を乗り換えてソウル経由で帰国の途に着きます。 機中泊 |
| 9 | 東京 | 19:40着 | 着後、解散。 |
- 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
- 食事回数:朝6/昼5/夜6:機内食は除く
- 利用予定航空会社:エチオピア航空
ご案内とご注意
| 査証(ビザ) | ナイジェリア実費(336米ドル)。日本で入国許可証を取得し、査証はラゴス空港にて取得します。 入国許可証取得代行手数料(5,500円)。写真1枚、旅券の残存有効期間は申請時6ヶ月、査証欄余白は2ページ必要です。 |
|---|---|
| 気候・服装 | 乾季のベストシーズンとなります。年間を通じて日中は30℃近くまで上がり、全行程夏服で過ごせます。場所により朝晩は涼しくなりますので軽い上着もお持ちください。砂埃が多いので、スカーフやマスクなどの埃除けもお持ちください。 |
| 利用予定ホテル | 下記のホテルリストをご覧ください。 ■ラゴス:ショアゲート、リージェント、ボンボヤージュ、イビス ■アベオクタ:カンファレンス、ヘリテージ・コートヤード ■イロリン:eフェニックス、ベニックス、ノクテル、ディピース ■オショボ:イディールネスト、レジーナ、ライム、ハコイ |
| 宿泊について | ナイジェリアの地方の宿泊施設は、水シャワーのみだったり、電気に時間制限があるなど設備は整っていません。 アベオクタ、イロリン、オショボのホテルはツインルームがないため、皆様にお一人部屋をご利用いただきます。 |
| 日程について | このコースで訪れる地域は観光客の受け入れ体制が整っているとはいえません。稀に日程表中の博物館や見学地、市場が予告なしに閉鎖となり、見学できないことがあります。また、予測し得ない事情(治安の悪化、道路工事、自然現象等)により、旅行日程の変更が生じることがあります。そのような場合は、変更補償金の対象外とさせていただきますが、当初の日程に従ったサービスを提供できるように手配・努力いたします。ラゴスやバダグリでは工事中の悪路を移動するため、道路状況によっては予定の所要時間を大幅に上回ることがあります。 |
| 観光について | ヨルバ民族の祭典『オシュン・オショボ・フェスティバル』は日程などは計画された行事ではありますが、ヨルバ民族の民間信仰を軸とした儀礼の祭りです。行われる場所はオショボの聖なる森の奥にある、女神オシュンそのものといわれる小川のほとりですが、集まる人々のグループ、内容なども流動的ですので、状況によっては日程順序が入れ替わることがあります。HP掲載の写真は、過去に撮影したものですが、現地の状況により装飾や祭りの内容が異なります。決まったプログラムのあるイベントではなく、自然発生のお祭りを見学に行くものである事を予めご理解ください。 |
| 予防接種について | 黄熱病の予防接種の証明書が必要です。また、低地では時々マラリアが発生しています。予防薬が発売されていますので、詳しくは担当までお問い合わせください。 |
| 旅行条件について | 取引条件はこちらの 海外旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。 |
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世界遺産
オシュン・オショボの聖なる森